仕様書でお引き受けした工事の内容が決まります

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フローチャートで作業の流れを明確化しましょう

紙からデータへ

時には工事によって、特殊な言い回しや、素材を使うケースもあります。
そのような言い方をすることで、関係者にすぐに伝達できるのであれば、順守しましょう。
業界によっては特殊な表現が、当たり前になっているケースもあります。
工事の全てを詳細に記載して行けば、その仕様書の量は膨大なものになります。
最近は紙ベースの管理でなく、IT化されペーパレス管理に移行し始めています。
仕様書の表現は明確に表現しましょう。
「5月中旬」は「5月15日」と書きましょう。
特に、時期や金額は明確に記載しましょう。
残念ながら予定通り、予算通りに実施できなかった場合に、基準が明確であれば、それと比較して原因を突き止めやすくなります。
基準が曖昧なら、原因追求も曖昧なままになってしまいます。

良い仕様書が出来れば、95%は工事完了

仕様書の出来、不出来が工事の良し悪しに関わってきます。
少し大げさかもしれませんが、仕様書の段階で工事の95%が決まってきます。
仕様書を作成する人間が工事の内容を着手から完成まで、全てを把握しているのですから、トラブルがあっても十分対応できます。
残りの5%は人間のミス率です。
人間系によるミスはどんな工事でも常に付きまといます。
人は完全ではありませんので、いくら万全の準備をしてもミスは起こります。
予測できるミスは事前に消しておけば良いのですが、予測外のミスも起こります。
それでも、仕様書が万全であれば、誤謬箇所を洗い出し、的確に対応できるでしょう。
「間違わない」でなく「間違うかもしれない」準備をしておけば、トラブルがあっても大事には至りません。
無駄な「後始末」を行わないためにも「前始末(良い仕様書)」をしっかり致しましょう。


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